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デビュー作の男女の三角関係から一転、監督の本流とも言うべき、セクシュアル・マイノリティが主役だ。デビュー作のテーマが野球になったのは、たまたまそのオファーがあったからで、監督自身も「この『Permanent Residence』は、自分が経験してきたことや、愛する人が経験してきたことを描いている作品です。誰でも経験をもとに語るのが一番楽ですよね。自分が信じるものや、自分が知っているものが映画のテーマにしやすいので、あの野球映画のオファーがなければ、これがデビュー作になっていたと思います」と答えている。